Web、ネイティブアプリ、スライド、印刷物
どの媒体でも読む順序の考え方は共通です。そのうえで実装を変えます。柔軟に変わるWebページ、OSの操作部品、投影スライド、綴じた文書では、閲覧条件も操作方法も異なります。
- Webサイト
- 意味のある文書構造とレスポンシブな内容配置を使い、キーボードと支援技術で操作できるようにします。
- ネイティブアプリ
- Gn8の文字・色の役割をネイティブの表示や操作部品に置き換えます。システム設定に応じて拡大、折り返しできるようにします。
- スライド
- 一枚に一つの結論と根拠を置きます。発表者ノートや配布用の資料は別にします。
- 印刷物
- 版型と綴じ方に合わせてページを組み、実際の出力で表、出典、文字を校正します。
ネイティブアプリの例
表示方法を選ぶ設定画面を考えます。Web部品の寸法を移さず、Gn8の文字・色の役割をOSに合わせます。
- 拡大できる文字とグループ
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設定名と短い説明を組にし、システムの文字拡大に合わせて両方が折り返すようにします。
避ける ラベルをWeb向けのピクセル値で固定するか、画面に収めるため説明を削る。
使う 拡大できる文字スタイルと内容に応じたグループを使います。翻訳後のラベルも折り返せます。
- 余白と整列
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設定名と操作部品の端をそろえます。文字量やアクセシビリティ設定に応じて行の高さを変えます。
避ける Webサイトのシェル幅を流用するか、長いラベルが切れる高さに行を固定する。
使う OSのレイアウト指針に従い、実際の内容を見てグループ間隔を調整します。
- 操作部品と状態
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設定に合うネイティブの選択部品を使い、ラベル、値、選択状態を伝えます。
避ける 独自のスイッチを描き、選択状態をアクセント色だけで示す。
使う プラットフォームの操作部品を使い、フォーカスや読み上げに対応した状態を保ちます。
Gn8 OpenSlideの例
Gn8 OpenSlideテーマは1920 × 1080のキャンバス、M PLUS Rounded 1c、Gn8 Lightを既定値とし、四つのGn8パレットに対応します。これらはその実装の値です。
- 結論を見出しにする
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話題名だけでなく、根拠から導く結論を見出しにします。一枚の主張は一つにします。
避ける 「概要」の下に、発表者が読み上げる段落を載せる。
使う 分かったことを一文で示し、支える手順、データ、図を続けます。
- 根拠を読みやすくする
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実際の画像やデータを使い、直接ラベル、単位、出典を示します。意味のある画像の内容は口頭でも説明します。
避ける 空白を埋めるために架空の数値を作るか、ラベルのない色で分類する。
使う 出典を添えた実物の画像、グラフ、短いリストを使います。情報が密なら分割します。
- 会場とノートを考える
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Gn8 OpenSlideの1920 × 1080基準では、内容見出しは80px、本文は44pxです。会場の後方から読めるか確認します。
避ける Webの書体サイズをコピーしたり、配布資料の全文を投影用スライドに押し込んだりする。
使う テーマの文字役割を保ち、発表時の大きさで確認します。補足説明はノートや配布資料に分けます。
印刷物の例
ガイドや報告書は固定されたページと物理的な閲覧距離に合わせます。ブラウザー幅ではなく、版型と綴じ方を基準にします。
- ページグリッドを決める
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ページ寸法、綴じ、読む順序に合わせて余白と段組みを選びます。繰り返すタイトル、ノンブル、キャプションの位置をそろえます。
避ける Webサイトの幅を印刷ページへそのまま置き、本文を裁ち落としまで広げる。
使う 実際の版型からページグリッドを作り、綴じ側の余白と見出しの位置をそろえます。
- 表を読みやすく保つ
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列名、単位、キャプション、出典をデータの近くに置きます。複数ページに続く表では、列の文脈を次ページにも示します。
避ける 画面向けの表を読めない大きさまで縮めるか、改ページで数値と見出しを分ける。
使う 意味のある位置で表を整理・分割し、次ページにも必要な列の説明を付けます。
- 出力を校正する
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実際の用紙とプリンターで文字、ロゴ、色の役割、コントラストを確認します。グレースケールやコピーでも違いが分かるか見ます。
避ける 画面の色がそのまま印刷されると考え、Gn8にないCMYK値を作る。
使う 実際の出力工程で校正し、色以外のラベルや形も残します。
伝える目的と根拠を保ち、読むときの配置、単位、操作方法を出力先に合わせます。下の四つの図は、出典のある一つの主張と二つの値を変えずに組み直した例です。
Webは共通の外枠を保ち、中身を固定幅にしない
このWebサイトでは外枠の最大幅1200pxを保ちます。本文、図、注記はその内側にある幅を使います。狭い画面では項目名と値を縦に積み、列の比較が必要な表だけを局所スクロールにします。外枠と中身の幅は別の判断です。
例. 下の図では、320px幅でも主張の下に値を置き、出典をその下で折り返します。デスクトップの一行を保つために外枠を広げたり、出典を小さくしたりしません。
ネイティブ設定は対象OSの作法に合わせる
実際の設定画面では、設定名、説明、現在値を選んだプラットフォームのグループ規則に沿ってまとめます。システムの文字拡大に応じて行の高さと折り返しを変えます。実際に選択する設定には、ラベル、値、状態、標準のフォーカス挙動を持つネイティブ部品を使います。Webのピクセル値やCSS部品をネイティブ寸法の基準にしません。
例. Appleのプラットフォームなら、実際の設定画面でDynamic TypeとVoiceOverまたはキーボードのフォーカス順を確認します。下の静的な報告図は、偽のスマートフォン画面でもコンパイル済みSwiftの例でもありません。
OpenSlideはブラウザーでなく会場に合わせる
Gn8 OpenSlideテーマは1920 × 1080固定のキャンバスを使い、M PLUS Rounded 1cとGn8 Lightを既定値にします。内容見出しは80px、本文は44pxです。結論を一つ見出しにし、根拠には直接ラベルを付け、画面上の出典は短くします。発表時に読みにくい場合は、文字を縮めず、スライドを分けるか補足をノートへ移します。
例. 図では主張、二つの仕様値、一行の出典の順に置きます。完全な出典のパスが必要なら、スライド上の文字を増やさず発表者ノートに記します。
印刷物は版面と物理的な校正で決める
1200pxのWeb外枠やスライドキャンバスではなく、実際の用紙寸法、綴じ方、読む順序に合わせて版面を組みます。複数ページに続く表は列の文脈を繰り返し、単位、キャプション、出典をデータの近くに保ちます。画面色やsRGB近似値から紙上の色は決まりません。印刷会社が受け付ける色管理を使い、通常の閲覧距離で実物校正を確認します。
例. この値を載せた長い表が次のページへ続く場合は、列見出しを繰り返し、該当する行の近くに出典を残します。この図の二つの値は一緒に保ちます。
同じ報告を四つの読み方にする 静的な編集図であり、アプリ画面ではありません。四つとも同じ主張、値、出典を載せ、順序とまとめ方だけを変えています。数値はOpenSlideの実仕様値で、事業実績の指標ではありません。 Web記事
主張
OpenSlide 2.0.1 のキャンバスは1920 × 1080固定で、本文の既定サイズは44pxです。
- キャンバス
- 1920 × 1080
- 本文
- 44px
出典:Gn8 OpenSlideデザインガイド、冒頭および第3節。
主張を先に置き、項目名と値を組にします。出典は共通のページ外枠の中で折り返します。
ネイティブの参照グループ
主張
OpenSlide 2.0.1 のキャンバスは1920 × 1080固定で、本文の既定サイズは44pxです。
- キャンバス
- 1920 × 1080
- 本文
- 44px
出典:Gn8 OpenSlideデザインガイド、冒頭および第3節。
操作部品のない静的な参考表示です。実際の設定はOS標準の文字拡大とフォーカス作法に従います。
投影スライド
主張
OpenSlide 2.0.1 のキャンバスは1920 × 1080固定で、本文の既定サイズは44pxです。
- キャンバス
- 1920 × 1080
- 本文
- 44px
出典:Gn8 OpenSlideデザインガイド、冒頭および第3節。
主張を最初に読み、根拠をまとめ、短い出典だけをスライド上に残します。
印刷ページ
主張
OpenSlide 2.0.1 のキャンバスは1920 × 1080固定で、本文の既定サイズは44pxです。
- キャンバス
- 1920 × 1080
- 本文
- 44px
出典:Gn8 OpenSlideデザインガイド、冒頭および第3節。
実際の用紙と綴じ方で決めた版面の中に主張、値、出典をまとめます。
Webサイトの実装リファレンス
この付録では、現行Webサイトの挙動と値を記録します。サイトを変更するときに使う実装情報であり、他媒体に共通する寸法ではありません。
稼働中のサイトはGn8 LightとGn8 Darkを提供し、既定はDarkです。選択はlocalStorageのtheme-toggleに保存し、OSの表示設定には追従しません。Gn8 Classic LightとGn8 Classic Darkはパレット見本と配布ファイル向けで、サイトの切替にはありません。
Base.astroとsrc/layouts/theme.tsが、描画前とAstroの画面遷移後に選択を復元します。html[data-theme]、.dark、color-schemeを設定し、ヘッダーにはLight/Darkボタンを置きます。
サイトは正準ロゴ素材を/brand/から配信します。接尾辞のないSVGはcurrentColorを使います。インラインSVGは周囲の色を継承し、CSS maskはホスト要素のcurrentColorを塗り色に使えます。外部imgはページのcurrentColorを継承しないため、固定色のSVGを選びます。ロゴの種類と形状はLOGO.mdを参照します。
現行サイトの見出しと本文はsystem-ui, sans-serif、技術ラベルとコードはIBM Plex Monoとシステムの等幅フォールバックを使います。下の表にWebサイトの文字役割を示します。
Webサイトの余白トークンはピクセル単位です。技術ページは最大幅1200px、左右24pxの内側余白を取り、ホームページは幅900pxまで左右24px、901px以上は48pxです。角丸トークンは0ですが、固定ヘッダーのガラスカプセルは例外です。ライブラリ比較フレームはそれぞれの形状を保ちます。
公開する会社情報の正本はsrc/company.tsです。Webのマークアップでは、移動に<a>、操作に<button>を使います。入力の項目名を見える状態にし、ヘルプやエラーを項目の近くに置きます。technical-actionのCSSはbutton-backgroundとbutton-foregroundを使い、上下16px、左右32pxの余白を取ります。
Webサイトのstatus-attentionトークンは各表示テーマでmutedを参照します。success、warning、error用の独立した色ではありません。
Webサイトの書体トークン
下のサイズ、ウェイト、行高、ファミリーは、現行のdesign-token.tsオブジェクトから取得します。Displayはホームページのヒーロー用です。それ以外はWebサイトのUIと技術ページで使います。
現行Webサイトの値です。CSSピクセルをネイティブアプリのポイントやスライド・印刷の寸法として使いません。 横にスクロールすると、すべての列を読めます。
WebサイトのCSS見本です。カスタムプロパティ名はWeb実装のものです。 Webサイトの書体トークンを開く
Webサイトの余白トークン
下の尺度は現行Webサイトのトークン正本から読み込み、CSSピクセルで表示します。他の媒体では出力先の単位を使います。
現行Webサイトの余白値をCSSピクセルで表示します。 トークン 値
-
--gn8-space-0 0px -
--gn8-space-1 8px -
--gn8-space-2 16px -
--gn8-space-3 24px -
--gn8-space-4 32px -
--gn8-space-5 48px -
--gn8-space-6 64px -
--gn8-space-7 96px -
--gn8-space-8 128px -
--gn8-space-9 144px
日英それぞれを320、375、414、768pxとデスクトップ幅で確認します。翻訳後のラベルは折り返し、表やコードは局所的にスクロールさせて、ページ全体が横にはみ出さないようにします。
Webサイトの余白トークンを開く
Webサイトのアクセシビリティ確認
Base.astroはページの言語、ランドマーク、スキップリンクを設定します。h1とセクション見出しの順序を整え、意味のあるリンクとボタン、情報を伝える画像の代替テキストを使います。
共通スタイルは:focus-visibleにfocusトークンを使った2pxの輪郭を付けます。各背景で見えることと、切り取られないことを確認します。キーボード、200%ズーム、幅320 CSS pxでページを確認します。
画面上の色ペアについて、WCAG 2.2 AAは通常文字に4.5:1、大きな文字に3:1、必要な非テキスト要素に3:1のコントラストを求めます。実際に描画される前景と背景の組み合わせを測ります。トークンページの確認は一部のペアに限られ、サイト全体の適合を表明するものではありません。
このガイドの広い表とコードは、名前付きのフォーカス可能なスクロール領域を使います。領域にフォーカスしたら、左右の矢印キーで列やコード行を移動します。
Webのレビュー項目
- 視覚的な前後関係がなくても、見出しの順序、リンク先、操作名を理解できるようにする。
- キーボードフォーカスを見える状態に保ち、内容の順序に沿って移動させる。
- 320pxと200%ズームで内容を折り返す。広い内容が必要な場合は、名前の分かる局所スクロール領域にする。
- 各面の文字色とフォーカス表示を確認し、状態を色だけで伝えない。
トークンページで確認するのは選択した意味別カラーの組み合わせです。すべての操作部品、フォーカス状態、透明度、ページ上の組み合わせは対象外です。 トークンページの色ペア確認を見る
Webサイトのモーション値
現行Webサイトの色と表示時のトークンを下に示します。Base.astroは対象の要素向けに560msのreveal時間も設定します。
対応環境でポインターからテーマ切替を行うと、480ms、ease-inの円形View Transitionで新しい表示を展開します。初期復元、キーボード操作、非対応ブラウザー、動きを減らす設定では即座に切り替えます。prefers-reduced-motion: reduceではCSSの遷移も短縮されます。
Webで新しい動きを加える場合は、方向や状態を説明し、本文やフォーカス表示を遅らせません。非対応環境や動きを減らす設定では即時に利用できる経路を保ちます。
- 色の遷移
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160ms
- 表示時の遷移
-
240ms
- テーマのポインター演出
- 480ms、ease-in
Webサイトのモーショントークンを開く